文具比較 トンボ鉛筆 MONOTECH編

前回の更新から少し間が空いてしまいました💦
ようやく体調も良くなったのでまたぼちぼちですが更新して行きたいと思います。
それでは本題に入ります…。
今回は紹介ではなく、比較記事を書こうかな…と思います。最初は小ネタにしようと思ったんですが、いざ書いてみるとそこそこボリュームが確保できそうな記事になりまして…。これは単独のカテゴリで成り立つぞ、と。
―と言う訳で新たなカテゴリで書くことにしました。
早速記事を。

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今回の比較対象は、トンボ鉛筆から以前販売されていたモノテック(500)、モノテック(1000)の2つのシャープペンになります。

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どちらも4㎜のガイドパイプに硬度表示付と製図向きの造りになっています。500円のタイプの方が軸が太くペン自体も長いため、一回り大きく見えますね。
デザイン上は似ても似つかない見た目で、共通点は軸中央部が膨らんだ造りになっていることぐらいでしょうか。”MONOTECH”のロゴがなければ同じシリーズだとは気づかないでしょうね。

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しかし、そうは言ったものの実は肝心のロゴ部分でさえ表記が異なっていたりします。
芯径表示の「0」の部分が異なっているんですよね。1000円のものは”〇.7″、500円のものは”0.7″となっています。う~ん…微妙な統一感の無さですね…。

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消しゴムパーツは共通のものを使用しています。1000は芯詰まり対処用の針金が付属していましたが、500には付属していませんでした。
…価格差による差別化でしょうか。

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ノックキャップは500が円筒状のシンプルな物、1000は硬度表示がついているものです。
また、キャップはほぼ同一のサイズなので写真のように入替えが可能です。ま、入れ替えると硬度表示が2つになってしまう(500)ので微妙ですが。

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グリップは両方とも口金・グリップが一体化したタイプで、口金部分は500の方がやや寸詰まりな形をしています。
また、グリップ部分は1000円の方は緩やかなカーブを描いている一方、500円の方はストレートな形状をしています。―ここは価格差が反映されている一面でしょうか。

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段差の長さの関係で口金全体の長さ自体は500の方が短いですが、ローレット部の長さは両方とも同じくらいですね。
500の方がローレットが粗めです。

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内部構造はこんな感じ。500は筆圧による圧力を吸収するためのバネが仕込まれているものの、グリップ部と合わせるネジの径やチャックはほぼ同一のものになっていますね。

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グリップも合わせて比較してみました。

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グリップ・口金の互換性は微妙な所で、ネジの径は同じもののグリップの長さ自体が合わないために交換して使うことはできません。
写真のように、1000のグリップを500に填めること自体はできますが、長さが合わないためにノックして芯を送り出すことができません。逆に500のグリップを1000にはめるには長さが足りなくてダメですね…。
―個人的にはやはり1000円タイプの無骨でシンプルな感じが好きですね~。500円のものも四角い軸やダイヤル硬度表示なんかも面白いんですが…少々癖が強すぎる気がします。
シリーズと言うには統一感が感じられないこの2本、みなさんはどちらの方が好みでしょうか…。

コメント

  1. バラバラ より:

    お久しぶりです。受験が終わって余裕ができました。
    モノテックのネジが上の方にあるのはグラフギア500のようなブレが出にくいので好きです。

  2. ものてっく より:

    バラバラさん>
    受験だったんですね!お疲れ様でした^^;
    モノテックは結構しっかりした造りですよね。安定感抜群です。

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