筆記具紹介28 トンボ鉛筆 LZ

前回の紹介記事からまたまた大分空いてしまいました汗
なるべく更新を途絶えさせないようにはしていきたいんですが、どうにも記事がまとまらず…。何かしら打開策を考えている所です。
さて、今回はトンボ鉛筆よりLZの紹介です。
トンボというと最近はモノグラフゼロが話題になっていますよね。こちらも近々記事にしていきたいな~と。
それでは。
〔Tombow LZ〕

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LZは以前Tombowより販売されていたL◯シリーズの廉価モデルとして売り出されていました。同じシリーズにはLXやLGなどがありましたね。
他のシリーズ製品が早々と販売終了になる中、LZ は2000年台の前・中盤頃まで販売されていたようです。
定価は300円(税抜)と手に取りやすい値段設定で、今で言うS3やドラフィックスと同じような立ち位置だったんでしょう。

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軸は樹脂製です。…この価格帯では一般的な作りですよね。黒軸にシンプルな印字でLZ。控え目な見た目です。
また、印字の色は芯径によって異なっています。
…ここで面白いのがクリップの輪の部分が丸く打ち抜くことで硬度表示を兼用している点でしょうか。他のペンではあまり見かけない構造です。
…クリップと硬度表示を兼用させることでコストダウンに繋げたんでしょうか。

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ノックキャップはシンプルな筒状で、消しゴムには針金が付属していました。
また、ノック感はかなり軽めになっています。音も小さめな部類かな、と。

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芯受けの筒は樹脂製。安っぽいといえば安っぽいですが、価格を考えると妥当な感じでしょうか。

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クリップと硬度表示を兼用させたせいで、クリップのつなぎ目部分から表示がちらっと見えます。気になる人には気になるかも…しれません。

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グリップは六角12角状。角が丸く円筒状に近いため、握りしめても手が痛くなりくいです。
また、横方向にも溝が入っています。先端から後端に向けて太くなって行く形状のため、手に良くフィットしますね。
軽さも相まって使いやすいグリップではないでしょうか。
口金はステップがほぼ無い円錐形をしています。4㎜ガイドパイプながらも視認性はあまり良くないのかな、と。

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口金を外してた所がこちら。
ネジは樹脂製ですね。う~ん…耐久性に不安感が…。

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そしてチャックも残念ながらの2分割の樹脂製。しかもあまり耐久性が無いようで、店頭に並んでる時点で破損していたなんて話をちらほらと…。
■可もなく不可もなく、といった感じにソツなくまとめられたペンだと思います。
300円、妥当な感じですね。強いて言えば樹脂チャックなのがもったいないかな…。口金周りに不安がよぎります。

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〔製品情報〕
TOMBOW LZ
品番:SH-300LZ
価格:300円(税抜)
軸色:ブラック
芯径:0.3/0.5/0.7/0.9
0.3㎜から0.9㎜までしっかりとラインナップ。比較的長期間販売していたおかげか、今でもたまに見かけることがあります。チャックが破損している可能性もあるので、購入前には是非確認を…。

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