筆鉛筆とHi-uni Super-DX

〈この記事は「文写館」の記事を加筆修正をした上で移行したものです〉

■筆鉛筆とHi-uni Super-DX

 今回は埼玉限定鉛筆、こと「筆鉛筆」と「Hi-uni Super-DX」です。「筆」と「スーパー・デラックス」…もう名前からして凄そうですよね。
見た目も筆鉛筆がゴールドに”筆鉛筆”の印字、Super-DXが通常よりも濃い小豆色にゴールドの天冠と、これでもかというぐらいゴージャスな配色になっています。

これら2つは硬筆書写教育が盛んな埼玉県が2008年頃に三菱鉛筆とタッグを組んで作られたもので、筆で書いたようなトメ、ハネ、ハライを鉛筆で再現できるように…との狙いで開発されたシロモノ。

今でこそ8B、10Bの鉛筆はさほど珍しくありませんが、当時は一般的な鉛筆では濃いものでも6Bまでしか存在しておらず(カランダッシュのグラフウッドやSTAEDTLERルモグラフ等、一部例外あり)、それをいきなり8B/10Bへと跳ね上げてしまった、しかも地域限定品で、という訳ですから、埼玉県と三菱鉛筆の並々ならぬやる気が伺えます。

…とそんな意欲作のこの2本、2008年から埼玉県内(+群馬県の一部地域)の文房具屋で販売され続けているんですが、残念ながら知名度はあまり高くないようです。三菱鉛筆のホームページに記載されておらず、人の目に触れる機会がほとんどないのが原因でしょうね。

書き味は流石8Bと10B、どちらも滑らかさ、濃さには目を見張るものがあって、書く・線を引く、と言うよりは塗る、というような…ホントに気持ちよく滑るんです。それはもうヌルヌル、スラスラと。知名度が低いのが勿体無い限りです。
…通常のHi-uni鉛筆との比較も機会があったらやってみたい所ですね。

お値段それぞれ400円と300円。埼玉へお出かけの際に見かけたら1つ、お土産にどうでしょうか。

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