文具小ネタ 振って芯が出るシャープペン。そしてその名前。

今日はシャープペンの紹介ではなく、シャープペンシルの「振って芯が出る機能」についての小ネタのような話をします。
振って芯が出る機能。
いわゆるフリシャーというやつです。
一時期この機能が流行った時期があって、その頃は色々なメーカーがこぞって出してたイメージがあります。
さて、フリシャーという言葉、ごく当たり前に文房具屋さんの紹介POPなんかで見ますが、どこの文具メーカーもフリシャーという名前は使っていないんですよね。
よくよく見るとメーカーによって機能の呼び方が違ったりします。…どれだけあるんだろうか、と。
そこで今回はそれぞれのメーカーの名称を見比べていきたいと思います。

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まずパイロットから。
パイロットはフレフレ機能、もしくは当て字で2020機能、と表記しています。
ドクターグリップをはじめ、パイロットのシャープペンの多くについている機能です。
今も最も多くのフリシャーを出しているパイロットだけあって、これはもはや鉄板ですね。

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次にゼブラ。
画像の通り、フリシャという名称が使われています。フリシャーでは無く、フリシャ。
該当製品は現行品ではテクトツゥウェイなどがあります。(写真はフリシャオートマチック)

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その次に三菱鉛筆。
シャカシャカ機構と言うそうです。
現行品ではアルファゲルのシャカシャカモデルのみでしょうか。

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そしてトンボ鉛筆。
軸に記載などはありませんが、商品説明によるとフレノック機能…だそうです。
このブログでも以前紹介したモノグラフが今の所の該当製品です。
2016年1月13日追記:パッケージの商品説明画像を追加しました。

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最後にぺんてる。
ぺんてるはシェイクノック機能、と表記しています。
現行品ではこの機能を搭載したペンは残念ながらありません。
画像のペンはこのシェイクノック機能の名前から取った、Shakeというシャープペンです。
う~ん、
フレフレ・フリシャ・シャカシャカ・フレノック・シェイクノック…
もしかしたら他にもまだあるのかも知れませんが。
名前に差があれどそれぞれの機能や仕組みに差は無く、いずれもペンを振ったら芯が出る、というものに変わりはありません。
ツイッターで、どの名前が「振って芯が出る機能」のイメージに合うかアンケートをとってみた所、約6割の方がフレフレ、残りの4割の方がフリシャがイメージが合う、という結果で、驚くことにフレフレ、フリシャ以外は0票という結果になりました。
フリシャーという通称に近いゼブラのフリシャと、フレフレ機能を前面に押し出した商品が多いパイロットが有利だったようです。
私はゼブラのフリシャがしっくり来ましたが、みなさんはどれが一番しっくり来るでしょうか…

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