今回はこのブログでは珍しく、というか初めてのボールペンの紹介です。
タイトルの通り、紹介するペンのメーカー…もとい販売元は100均で有名なダイソーです。
店頭で発売していたのは確か5年ほど前ぐらいの短い期間だったと記憶していますが…当時は100円と言えども、良い製品があったんですね〜。
それでは。
〔DAISO シャープ&2色ボールペン〕
製品名の通り、シャープペン+ボールペン2色の3色。シャープは0.5㎜、ボールペンは赤と黒、と一般的な内容です。
軸は金属製。外装に樹脂、プラスチックは使われていないようで、100均にありがちな安っぽさは微塵も感じさせない所に驚きです。
塗装は光沢感のあるパールホワイト。丁寧な仕上げの物もあれば、雑な仕上げの物もあったようです。
ノック周りはスッキリした見た目です。振り式の成せる技ですね。
振り子の精度はまちまちで、スムーズにノック&リリース出来る物もあれば、ノックする際にガリガリなってしまうペンもありました。
どこかで見た事あるような見た目なのは秘密です…。
キャップ下にはノックパーツが。消しゴムは付属していませんでした。
多色ペンの消しゴムは有っても消しにくい物がほとんどなので、割り切って付属させなくても良いのかもしれません。
ノックパーツは流石に樹脂製です…。
軸下部には握るためのグリップと言えるような物は無く、軸がストンと口金まで続いているデザインです。
握り心地は可も無く不可も無く、と言った感じ。下手にグリップの形に凝って、逆に握りにくくなるよりは全然良いかなぁ〜と。
軸は中央部分の金属ネジで前側と後ろ側に分けられています。内蔵してある芯は4C規格の油性。今はもう他の芯に変えてしまったんですが、中々に滑らかな書き心地だったと記憶しています。
当時は芯目当で買った人もいたとか。
■安いコトも相まって中々に気に入り、何本か購入したんですが、ネジを回した際に金属片が軸内部から出て来たり、ネジが回りにくかったり…と言った明らかなハズレもありました。
当たり外れが大きいのは100円だから仕方無いのかな~。
残念ながら100円という縛りでは儲けが期待出来なかったのか、品質の劣化を繰り返しながら、徐々に販売店、在庫が減って行った記憶があります。
色々と粗い造りの部分もあったとは言え、トータルで見ると非常にコストパフォーマンスが高く、是非とも復活して欲しい…そう思えるペンですね。
〔製品情報〕
ダイソー シャープ&2色ボールペン
価格:100円(税抜）
芯径:0.5㎜(シャープペン)
当時はこのペン以外にも振り子式のペンをいくつか併売していましたが、コスト的に厳しかったのか段々と数が減り、今は全く見なくなってしまいました…。
どこかで見たことがあるような…と思った人は、「MF-3A OHTO」で調べてみると思い出せるかもしれません…参考までに…。
恐らくこの辺の不良在庫を流していたのかな…と勝手な憶測をしています。
次回は振り子式ボールペンの中身についての記事になります。…続く。
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